建設地:東京都青梅市
竣工:2010年5月
工法:在来木造
住宅地の中にありながら、北側に保存林を望む敷地に建つ住まいです。
北側以外の三方を近隣住宅に囲まれ、開く方向が限られていたため、事前に周辺環境を綿密に調査したうえで、
2階リビングとし、北側の眺望を最大限に取り込む計画としました。
この住まいは1.5世帯住宅。
ご高齢の親御さんが気軽に2階のリビングへ上がれるよう、階段の勾配はハートビル法に準じた緩やかな勾配としています。
また、生活に必要な住宅設備を2階に集約することで、上下階の移動回数をできるだけ少なくし、
無理のない日常動線をつくりました。
階段を上るにつれて、少しずつ視界に入ってくる北側の雑木林。
その風景は、この家にとっての「豊かさの象徴」となり、日々の暮らしの中で、静かに心をほどいてくれます。