宇津木台の家

 

建設地:東京都八王子市
竣工:2009年8月
工法:在来木造

 

住宅地の中に、そっと建つ小さな家

 

閑静な住宅地に控えめに佇む「ちいさないえ」。

北側道路に面し三方を隣家に囲まれた、典型的な分譲住宅地の条件の中で、内と外の関係を丁寧に組み立てた住まいです。

 

抜ける土間が、暮らしの軸になる

 

玄関と土間を兼ねた通り土間を設け、ウチニワへと通り抜けられる構成としました。

その土間に薪ストーブを設えることで、外から内へ、日常からくつろぎへと、
気持ちがゆるやかに切り替わる場所となっています。

 

ひとつながりの1階と、吹抜けでつながる2階

 

通り土間とリビング、ダイニングは壁で仕切らず、一体の空間として構成。

2階のプライベートルームとは南側に設けた吹抜けを通してつながり、
上下階の気配が自然に行き交う住まいとしました。

 

小さな家だからこそ、生まれる豊かさ

 

限られた敷地と規模の中でも、空間のつながり方や内と外の距離感を工夫することで、
広がりと奥行きを感じられる住まいとなっています。