縦格子はステキ。

kameplanでは、空間を柔らかく区切りたい時に、縦格子をよく使います。

Tさま邸では、2Fとロフトへ上がる階段部分に格子を設えました。
ココは玄関土間から直接見えるところなので、
2Fのプライバシー度が高い部屋とは、視線は切りたいもの。
しかし、壁にしてしまうと空気の流れや家族の気配、光の移り変わりも切ってしまうので、
階段からの落下防止も兼用しています。

縦格子だと角度によってはほとんど視線を切ることができますし、
空気や光は柔らかく通すことができます。
何と言っても、縦だとホコリが溜まらないのでお掃除が楽(笑)
町家で通りに面する「みせ」によく使われていたことからも、
木造の住まいによく馴染みます。

大工さん的にはとっても手間のかかる仕事なんですが、
出来上がると繊細でステキだと思いませんか?