建設地:福岡県遠賀郡
竣工:2005年10月
工法:木軸パネル工法
ONGA Solar Cube は、これまで考えてきた「ちいさないえ」を、モデルハウスとして現実的な水準まで突き詰めた住まいです。
延床面積は30坪弱。決して余裕のある大きさではありません。
限られた面積の中で、住まいの重心となるリビング・ダイニングに約20帖を割り当てました。
食事をし、遊び、昼寝をし、お茶を飲み、会話をする。
日常のほとんどを、いちばん居心地のよい場所で過ごせるようにしています。
その結果、「大きな家である必要はない」という答えにたどり着きました。
建物そのものを小さくすることで、敷地には周囲とのあいだに余白が生まれます。
その余白は、隣地との緩やかなバッファーとなり、デッキを設けることでアウターリビングとしても機能。
内と外が無理なくつながる暮らしをつくっています。
家族構成は時間とともに刻々と変化していきます。
その変化に対応できるよう、間仕切りはできるだけ家具で対応し、不要になれば撤去や移動ができる構成としました。
完成形を決めすぎず、暮らしに合わせて住まいが変わっていく余地を残しています。