正式に電力自給が開始された12月のオフグリッド率は98.22%
日照時間が一番短い時期、なかなかの好スタートを切ったお話しでした。
1月は「太陽熱温水器」を導入。
住宅で利用するエネルギーの中で一番大きな給湯のエネルギーを電気だけではなく、
太陽熱も併用して利用し始めました。
太陽熱で補っている分の電気は、使用したり蓄電したりとオフグリッドには有利に働きます。
その一方、寒さが増してくる時期です。
太陽熱併用とは言っても「エコキュート」は電気を利用します。
ヒートポンプもタンクも屋外にありますので、外気温が低いとその分多くのエネルギーが必要になります。
その辺りはお湯を沸かす仕組みなどを説明した⬇️この内容を読んでいただくと、理屈がよく分かると思います。
1月電気の使用総量は390.393kw
購入した電気料金の請求期間(1月12日〜2月9日・27日間)に合わせ、
スマート分電盤で電気容量を管理しています。
1月の電気使用総量はおよそ390kw(390.393kw)
12月(31日間)の約337kwと比較すると、電気使用量はおよそ133%増加していることがわかります。
買った電気は20kw・基本料金を除くと電気代は436円
この期間に電気会社から電気を購入したのは…
1月22日 7:00〜10:30 約3時間半
2月5日 14:30 〜20:00 約5時間半
それ以外はデモンストレーションとしてブレーカーをONオフした数分の積み重ねで、
およそ10時間半程の購入時間。
実際の購入量は電力会社の請求書によると「20kwh」でした。
(トップの写真がその内訳明細です)
この20kwを使用総量の390.393kwで割って、差し引きしてみます。
計算式は 1-(20÷390.393)=0.94876…
オフグリッド率! 94.87%
1月22日の朝は前日・前々日の曇天や雨模様の影響。
2月5日は朝の曇り、昼から雨から雪に変わった日。
そうです。2024年の初雪の日です。
雨の日は明るければ僅かにでも発電してくれるのですが、パネルに雪が積もってしまうと、
蓄電する程の発電は期待できなくなります。
蓄電量は僅かながらありましたが、早めに電気を購入して蓄電池に充電した雪の夜でした。
そう考えると積雪の多い地域では、太陽光発電でのエネルギー供給には様々な対策が必要になることがわかりますね。