2025年1月のオフグリッド率を発表しま〜す!!

オフグリッド率(電力自給率)91%!!
去年1月のオフグリッド率は94.87%。去年よりも悪くなっていますねぇ。
去年のデータと見比べてみると、空調はほぼ同じぐらい。
(去年92kwに対して、今年90kw)
大きく違うのは、その他(調理家電)で、去年148kwに対して、今年は217kwと、おおよそ1.5倍に増えています。
犯人は加湿器か?
去年よりも今年の方がお籠もりモードになったのか?と思いましたが、
あ、加湿器を連続離利用しているなぁと気がつきました。

この加湿器の消費電力を調べてみると7〜34wで、
目くじら立てるほどの消費電力ではありません。
加湿器の消費電力34w×24時間×30日=24,480w
全体の月の消費電力が433kwhなので、6%ぐらいが加湿器。
まあ、大勢に影響はない。

この時期は日射強度が弱くて・・・
やはり、晴れていても日射強度が弱いのでなかなか発電量につながらず、
エコキュートやに日中暖房の「積極的な自己消費」に回すと、
蓄電にまで回らないことが、12月〜2月は多いんですね。
「オフグリッドな我が家」は、太陽光パネルの総数的には6kwですが、そのうち2kwは北側屋根に載せています。

この時期は太陽高度が低いので、北側のパネルはほとんど発電していないんじゃないかと思います。
一般的に北側設置が推奨されないのは、北側の建物への光害を及ぼす可能性があることもありますが、電力需要が大きな冬場の発電量があまり見込めないということもありますね。
ちなみに当モデル計画では、北側に光が飛ばないことを、計画段階と施工段階で確認して設置しています。
新築段階で、できるだけ南側の屋根の大きさを多く取り、
目一杯太陽光パネルを載せ、日射強度の弱い冬場でも自己消費を超える発電量を確保することが、オフグリッドハウスの必要条件だということが、
このモデルの実測でも明らかになりました(笑)
そうは言っても建物の高さ規制や斜線規制なども絡んで、
なかなか思うように大きな屋根が取れないこともあります。
この辺りは本当に悩ましい・・・
「みんなのオフグリッド研究所」では、オリジナルの「オフグリッドシミュレーション」を活用し、最適な発電量の解析を行なうことで、発電量が厳しい時期の状況を詳細に予測して、細かく計画に反映するすることで、
オフグリッド率(電力自給率)のUPを図っています。
