2025年ももう2ヶ月で後半に差し掛かろうかという4月、
データの取りまとめや各媒体さんからの取材、セミナーの資料まとめなんかをやっていて、
ふと気がついた。
「あれ?2024年の取りまとめやってないんじゃない?」
そう、日々のあれやこれやで右往左往しながらnoteの発信もままならない中、
ちゃんとデータを纏められた2024年の「まとめ」を発信していませんでした。(泣)
ということで、遅まきながら2024年のオフグリッドな我が家モデルハウス(実験住宅ともいう)の
「成績表」を公開しちゃいます!!

まずは電力自給率。
月毎にいいの悪いのありましたが、通年で「96.4%」を達成しました!!
これは、使った電力の96.4%を発電した電力で賄えました!ということで、
買ったのは残りの3.6%で、156Kwhでした。
月の使用電力が274kwh~492kwhでしたので、
年間で買った電気が月に使う電気使用量の31%〜56%ということでした。
年間通して使った電力量が、月の半分にも満たなかったということです。
設計段階でのシミュレーションでは95.1%でしたので、ほぼシミュレーション通りで運用できました。
年間の電気代は?
年間で消費した電力使用量は4320KWh。これで全部賄っています。
これを全量買ったとすると、15.2万円掛かったということになります。
では、実際払ったのは・・・2.1万円でした!!
やっっすい(笑)
でも、この家で私たち、何も我慢してないんです。
なんなら、今まで住んだ住まいの中で、ダントツで温熱環境は良く、
面積も2番目に大きい住まいでした。
(1番は浜松ですんでいた古民家50坪平屋で、エネルギー的にもダダ漏れでした)
通年通して22〜27℃で暮らせていて、快適な上に消費する電力も少ない。
これはひとえに「断熱のチカラ」に他なりません。

一般的な家庭の12%のエネルギーで暮らせた
家庭での消費エネルギーの26.3%が暖房、28.7%が給湯になっています。
なんと、冷房は2.4%しかないんですね。
このうち、暖房は断熱性能を上げることで消費を下げることができますし、
給湯は太陽光発電+おひさまエコキュートを駆使することで下げることが可能です。
2024年に買電したのは156.3Kwhでしたので、一次エネルギーに換算すると1,350MJ。
コンロはプロパンガスを利用していて、20.8m3消費しましたので、こちらで2,158MJ。
合計3,508MJ消費したことになります。
一般的な住宅は29,913MJですので、一般的な家庭の12%のエネルギーで暮らせたことになります。

環境省の統計で見てみますと、一般的な家庭の年間電気使用量が3,950kWhで、
こちらで比較すると4%弱の電力使用量で暮らせたことになります。
Co2削減量は杉の木129本分!!
太陽光で発電した電力を、電力系統から買うと仮定してCo2を算出すると、年間129本分の杉の木が吸収する量と同じぐらいになります。
(杉の木1本が年間吸収するCo2を14kg-Co2として換算)
この家に住んでいると、毎年毎年約130本の杉の木を植えることと同じ。
3日に1本植えられますかね?(笑)
これからは、買う電気も全量自然エネルギー由来にします!!
いままでは東京電力さんから買電していましたが、どうしても原発や火力発電由来の電力も混じっています。年間150kWhとはいえ、ここもなんとかしたい!!
ということで、我が家は「ハチドリ電力」さんに切り替えることにしました!!
市場連動型なので決して安くはありませんが、多少負担が増えてもカーボンフリーに貢献できれば!!
また、電力料金の1%を社会貢献活動へ寄付できることも、環境NPOに参加していた私たちには嬉しいことです。
ご興味があれば、ツキイチオープンハウスへGO!!
ということで、2024年のまとめはいかがでしたでしょうか?
我慢せず快適に過ごしながら、省エネ、カーボンフリーな暮らしができる「オフグリッドハウス」。
ご興味のある方は、ぜひ月1オープンハウスにお越しください!!
ツキイチオープンハウスの詳細はホームページよりご覧ください。