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実測結果、公表します!!

さくら通りの家 12月1日〜5日の実測値
さくら通りの家 12月1日〜5日の実測値
昨年4月にお引き渡しした「さくら通りの家
建て主さまにご協力頂き、
お引き渡しから1年間ほど温湿度測定を
させて頂いています。

この冬休み中に、12月初旬までのデータを解析してみたところ、興味深い結果が出ました。

12月1日〜5日までの一部分のデータですが、
公表致します(^-^)/

赤点線が1Fリビングダイニング、
オレンジ色点線が小屋裏収納、
青実線が外気温です。

また、オレンジ色の帯が日の出〜日の入で、
この間はお日様の熱を取り入れています(いわゆる日射取得)

外気温は日中13〜19℃まで上がるものの、
夜間は4℃近くまで下がってしまいます。

それに対して、1Fは18℃〜24℃の間で
緩やかに温度変化しています。
1FはACが付いているので、暖房がゆるーくかかっているのではないかと思います。
(グラフに起伏があるのは、AC暖房で温度を上げているせいかと)

小屋裏収納は直射日光が入る窓がなく、
1、2Fと階段で繋がっていて、
概ね一つの空間になっています。
またACは設置していないので、
自然室温のままになっています。

ここが18℃〜21℃で推移していると言うことは、
1Fの暖房や人や調理などの発生熱がうまく回り、
高断熱なことと相まって、ほとんど温度変化がない
イイ空間になっているのではないかなぁと。
(個人的にはここが寝室でもイイなぁと)

なんと言っても、室温が18℃を下回っていない(^-^)/

設計時に温熱シミュレーションを繰り返して、
日射取得や熱の回りを確認したものと
ほとんど違いがなく、イイ塩梅で住まわれているなぁと
ホッと一安心です。

このように、住まわれた後の温湿度測定は、
kameplanにとっても、狙った性能で設計出来ていたか
確かめることになり、またシミュレーション性能の高さを確認することが出来ました。

これから寒さが深くなる時期ですので、
引き続きモニタリングしていきたいと思います。